じゃじゃ馬グルーミン★UP! (1) (小学館文庫)

じゃじゃ馬グルーミン★UP! (1) (小学館文庫)

昔サンデーでもリアルタイムに読んでいたのだけど、正月に全巻一気読みをしてとてつもなく面白い漫画であることに気が付いた。内容なんかはほとんど忘れていて、ただ一つ主人公とヒロインが少年誌であるにもかかわらずできちゃった結婚してしまう競馬漫画ということしか覚えてなかったので、まあ不純な動機で改めて読み直すと主人公が働く牧場と競馬界にある人間関係(馬含む)ドラマがとてもよく出来ていて、しかもそのドラマが仕事と恋愛を軸に動いていくといういまさらながらよくもまあ少年誌で連載していたなあという驚きと、年をとったのでやはり共感する部分が昔より多くなっているのだろうかというじじくさい感想を持ってしまって、正月早々複雑な気分になってしまった。

これを読んでどのように日記を書こうかと考えているときに、どうも自分はストーリーがどうこうしているものより、ドラマがしっかりしている作品の方が好みのような気がしてきて、なぜだろうと思ったのだけれど、実はストーリーとプロットとドラマの区別が全くついていないことに気が付いて、こんな状態でよくもストーリーだのドラマ性だのと言えていたもんだと思う。そういうわけでネットで少し調べてみたけど、ストーリーとプロットは、「妻が重い病気になった。夫は毎日泣き暮らすようになった」はストーリー、「夫は毎日泣き暮らすようになった。理由がわからなかったが、妻が重い病気になったからだとわかった」はプロットであるらしいのだが*1、何が違うのかよく分からない。さらに、ドラマとは何ぞやということについては全然見つからない。

誰かストーリーとプロットとドラマの違いが分かる人がいたら教えてください。