スイカ

会社の人に聞いた話だけど、登山者の間で「スイカ」なるものがあるそうな。

滑落事故とかで死んだ人は頭がスイカみたいにざっくり割れてしまい、そういう人たちは頭が割れたまま集団で下山するらしい。
登山家の間ではそれをスイカと呼んでおり、このスイカとすれ違った場合は何があっても後ろを振り向いてはいけないそうな。

登山をする場合は経験者を先頭と最後尾に置くのは、先頭の人間がスイカを発見したら全員にそれを伝え、最後尾の人間は振り向きそうな人間を監視する役目もあるらしい。